東京の下町世界から、避暑地軽井沢を訪れた堀辰雄はそこに新しい世界を発見した。 軽井沢は1890年以来、欧米人の宣教師たちによって開発された避暑地である。
この日本の中のリトル・ヨーロッパはその後の堀文学の重要な文学風土となった。「美しい村」「風立ちぬ」「菜穂子」などの堀文学の代表作は軽井沢より生まれた。
今回のツアーでは、芥川龍之介、室生犀星、堀辰雄の文学の中の風景を訪ねて、それぞれの場所で野外講義を行う。
(小雨決行。多雨の場合は次週10月24日実施)
◆参考アクセス◆
●あさま637号(東京駅20番線)
東京 8:12 → 上野(19番線)8:18 → 大宮 8:38
→ 軽井沢 9:27
●あさま503号(東京駅21番線)
東京 8:40 → 上野(19番線)8:46 → 大宮 9:06
→ 軽井沢 9:48
*交通費は各自負担。
10:00 軽井沢駅前出発 → 「風立ちぬ」の三度山麓 → 旧サナトリュウム跡 → 万平ホテル → 軽井沢倶楽部テニスコート → 本町通り(旧中山道) → つるや旅館 → 英国聖公会教会 → 二手橋 → 室生犀星詩碑 → (戻る) → 片山別荘跡 → 水車の道 → 聖パウロ教会 → ロータリー紀伊国屋前 → 12:30 → 昼食 → 午後は自由時間 → 15:00 軽井沢駅前集合・解散
*相当歩きます。運動靴・軽装のこと
(1) 帰路について
あさま520号:軽井沢15:28→大宮16:10→上野16:30→東京16:36
あさま556号:軽井沢15:59→大宮16:50→上野17:10→東京17:16
(2) 午後の自由時間は、旧碓氷峠(車)、三笠ホテル→雲場の池周遊(自転車)、桜沢の川端別荘、犀星別荘跡(徒歩)などがある。
(3) 解散後、有志者は信濃追分「油屋」一泊。
18日(土)、堀辰雄記念館→浅間神社→泉洞寺石仏→旧中山道→分去れ/常夜燈・馬頭観世音→その他12:00野外講義→タクシー分乗、軽井沢駅前、またはロータリー前で解散。
*宿泊費、交通費その他は各自負担。
(4) 詳細は10月3日(金)の授業中に解説。
−以上、主催者発行案内状を西山が若干補足して転載しました。
基本的にはリバティ・アカデミー受講生のための正規授業時間内における野外講義ですが、飛び入り参加可能です。但し、あくまでもモグリですので、参加される場合はその点をご配慮お願いします。
★お問い合わせは、小川ゼミOB会事務局長・西山正義まで。