未知の読者のために、短説の定義を。 短説は、1960年代から詩人・作家として活躍していた芦原修二氏の提唱により、昭和60年(1985)に生まれた新しい文学運動です。 詳しくは、芦原修二氏の「短説への招待」を参照していただきたいのですが、そこにはこう書かれています。 当「西向の山」にアップした作品を見ていただければ、原稿用紙のような枡目はついていませんが、その形が視覚的にもお分かりいただけるでしょう。 小説は、特にその方法論において、20世紀に飛躍的に発展しました。それは、人間の認識方法と、人間とそれを取り巻く社会の理解を飛躍的に拡大したのでした。20世紀の芸術・文化は、小説がリードしたといえます。 なぜ、定型なのか。なぜ、2枚でなければいけないのか。 それにはまだまだ議論の余地があるかもしれませんが、少なくとも実作者の立場においては、多くの短説作家が、そこから抜き差しならぬ何物をかを得ているという事実があります。それは文学の営為そのものとしか言いようがないものです。 昭和60年9月28日、東京神保町で第一回目の〈座会〉が開かれて以来、その運動は各地に広がり、平成6年度版の『現代用語の基礎知識』(自由国民社)以降、同書に「短説」という項目が立項されるまでになりました。 平成14年現在、月1回定期的に開かれている座会が、東京、埼玉、茨城、大阪に各1つ、加えて郵便による通信座会とメーリングリストを利用したML座会の、計8つあります。 あなたも書いてみませんか! |
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1998年9月14日、インターネット上に短説をはじめて公開したのは水南森同人の「水南の森(新版)」でした。 そして2000年4月7日、短説を扱ったサイトとしては三番目に、短説の会・本部のホームページが開設されました。 代わって2003年6月14日、西山正義が新たに編集長となり、URL移転の上旧本部サイトを大幅にリニューアルして「〈短説の会〉Official Web Site−WEB版『短説』」を立ち上げました(現在は下記URLに移転)。 さらに2005年1月9日、そのWEB版『短説』編集長による「短説[tansetsu]ブログ」が開始されました。 2009年11月9日、上記〈短説の会〉公式サイトを新たなサーバーに移設〈http://tansetsu.aikotoba.jp/〉しました。(旧URLが2010年10月31日をもってサーバー閉鎖のため) 短説関連のサイトへのリンクは「他家への門(短説の仲間)」をご参照ください。 |