“牛に引かれて善光寺” |
宿坊・淵之坊(縁起堂) |
写経と精進料理 |
お数珠頂戴とお朝事 |
びんずる尊者とお戒壇巡り |
良寛詩碑 |
【案内板】 |
稲畑汀子句碑 |
よべ星と語りし秋を惜しみ発つ (昭和五十五年秋於善光寺) |
善光寺の句碑群 |
案内板も統一的に整備されていて、確かにこれなら誰でも分かるのですが、肝心の石碑は見ずに、案内板だけをちらっと見てふーんと通り過ぎられてしまいそうです。いやまあ、この種の案内板に目を留める人はまだましといえますが。 |
とはいえ、このようにホームページで公開するのに、画像をそのままアップしてしまえば説明不要(テキストに落とさなくてもよい)というわけで、以下四つの句碑の解説は省略します。(碑の位置は、西から東へ) |
種田山頭火句碑 |
小林一茶句碑 |
夏目漱石句碑 |
井上井月句碑 |
どうでしょう。簡潔に解説されていますね。由来など碑の裏や側面にまわらなくても分かります。通りすがりの観光客にはありがたい案内板ですが、これでいいのだろうかとも思います。しかし、それをそのまま利用させてもらいましたので……。 |
迷子郵便供養塔 |
縁 起 |
あくまでも供養塔ですから、内部には“納骨室”があり、焼却処分せざるを得なかった迷子郵便の「遺灰」が収められているそうです。私はけっこう郵便物を出していますので、一通くらいはあるかも。それが届いていたら、もしかしたら人生が変わっていたかもしれないような大事な手紙もあったでしょうね。――合掌 |
〔平成30年4月信州紀行/編集後記〕 平成30年4月9日〜12日、三泊四日で、信濃追分〜軽井沢〜別所温泉〜善光寺を巡ってきました。もちろん目的は文学散歩です。結婚30年のよい記念になりました。しかし、やはり書き残さなければ思い出は薄れ、書いてこそ新たな発見もあり、ここに既成の「軽井沢文学散歩」の増補を含めてトータル22ページのホームページにまとめることで、やっと旅が完結したという感じです。四年四か月かかってしまいました。信じられないことに、数え年で還暦を迎えました。ソフトボールではシニア大会に出られる齢になってしまったわけです。 |
(令和4年8月16日・西山正義) |